集客

不動産会社がGoogle広告を自社で運用すべき理由

中小の不動産会社の社長からよく相談されます。

「リスティング広告をやっているが反響がない。でも広告を打たなければサイトのアクセスがない。」

そもそもはSEOでオーガニック(自然検索)からの流入を増やすべきですが

もちろん簡単な話ではありません。

私は広告の設定とスタートしてからの3か月間サポートさせていただいて、

その後は自社で広告運用してもらうようにしています。

中小の不動産会社は自社で広告運用するのが効率もよく、最適だと考えています。

なぜ自社で広告運用すべきなのか

自社で広告運用すべき理由は以下の通りです。

  • 月間の運用費が少ない企業に専属の担当はつかない
  • 不動産会社の広告運用はそこまで複雑ではない
  • 広告運用会社は不動産業界の専門家ではない
  • 手数料分、反響単価が手数料分不利になる

以上のような理由で、広告は自社で運用すべきなんです。

でも広告の設定は難しそうでできないと思う方も多いと思います。

そんな方は、こちらの記事を参考にしてください。

【不動産会社向け】Google広告の設定方法

ウェブ広告運用代行会社の特徴

上で説明した内容を解説していきます。

ウェブ広告の運用会社は世の中にたくさんあります。

広告運用会社に広告を任せた場合、手数料は15%~20%必要になります。

手数料が高い会社だと手数料が30%という会社も存在しています。

手数料分の効果や満足度があればもちろん問題ありません。

しかし、一度設定が終わってしまえば日々の改善などがあまり実施されていないこともよくあります。

毎月の運用報告を作成するのみです。

なぜこういったことが起こるのか?

ズバリ、担当者が複数社の広告運用を担当するからです。

当然といえば当然なのですが、数十万円の広告運用を1か月回しても、運用会社の収益になりません。

一人、専属で広告担当をつけようとすれば、少なくとも100万円ほどの粗利がないといけない。

つまり、月間500万円ほどの広告を運用しない限りは専属で担当してもらえないんです。

中小の不動産会社の広告運用で言えば、通常は数十万、高くても100万円ほどだと思います。

それでは運用会社は利益が取れないので、当然、複数社担当することになります。

こと不動産の広告でいえば、初期設定に少し時間がかかるのみで運用段階では

ほとんど作業が発生しません。

よって、担当は運用を開始して数か月の会社に時間を使いほかのクライアントの広告は

イレギュラーが発生していないかの確認をするのみとなりがちです。

これでは、なかなか反響単価の圧縮や反響数の増加といった改善は遅れてしまいますよね。

ウェブ広告の現実はこんな感じです。

(もちろん、しっかり運用してくれる会社は存在します。見つけるのが難しいですが・・・)

ウェブ広告運用代行会社のレポートもわからない

広告運用を代理店に任せている不動産会社ならこの気持ちがわかるとおもいますが、

広告運用代理店からの月報、意味わかりますか??

正直はじめ私は、これをみて

「へー、今月はそれなりによかったのかー」

くらいにしか思えませんでした。

もちろん運用会社によってさまざまだとは思いますが、

多くはキーワードごとの表示回数とクリック数、クリック率、反響数、反響単価が

ずらーっと並んだ資料を提出して、なにかそれっぽいことを言われるというのが

多いのではないかと思います。

そして、それを上長に提出する。

これでは広告の効果は改善していきませんし、自社にノウハウやスキルが蓄積されないので

スーモに費用をかけているのと変わらなくなってしまいます。

自社で運用するようになれば、はじめこそ運用会社より成績が悪いかもしれませんが

情報収集をしながら着実に自社の集客の柱とすることが可能です。

もし、運用を任せるにしても結果を知るために報告書をみるのではなく

改善案や戦略を考えるためにレポートを活用してください!

まとめ

数十万の広告運用であれば、自社で運用すべきです。

不動産会社の広告運用はそこまで難しくありません。キーワードの数も広告の出し方もある程度決まっています。

本当にすこし勉強すれば、自社で広告を回すことは可能です。

はじめての方は、初期設定だけ任せられる会社を探すのがおすすめです。

このサイトでは、中小の不動産会社の参考になる記事を更新していきます。

一緒にスーモよりも安い反響単価を目指し、集客の新しい柱を作りましょう!

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